テカポから見る三大流星群 2017
こんにちは。テカポ星空ガイドの角田です。今回は今年2017年にテカポから見る三大流星群について、ピーク時期や狙い目の時間について紹介します。
しぶんぎ座流星群は見ましたか?
一般的に三大流星群と言われているのは、しぶんぎ座流星群・ペルセウス座流星群・ふたご座流星群の3つです。
しぶんぎ座流星群のピークはなんと!1月3日でした。正月早々めでたいですね。見逃した方、すみません。ピークが来る前にこのブログで紹介しろよって話ですよね。その分、残り2つの流星群についてはたっぷりご案内します!
ちなみに、テカポではしぶんぎ座流星群は綺麗に見えました。月明かりも明るすぎず、天気も良かったので数日間星空ツアー中にも夜空に流星が舞っていました。
↑南十字星の横を流れる流星。
次のチャンスは極寒の8月!
8月にはペルセウス座流星群がやってきます。ピークは8月12日の夜です。お盆休みを利用して、テカポに流星群を見に来るのもいいんではないでしょうか?
流星群を見る上で気を付けるポイントは月明かりです。この日の月は半月より少し大きい程度なんですが、結構明るいです。この月明かりを極力避けるような場所で見ることをオススメします。
ただ、月が上がってくるのは夜10時半ごろです。8月のテカポは夜7時前には暗くなってどんどん星が見えてきます。だいたい7時~10時半までは月明かりの影響がない状態で流星群が楽しめる狙い目の時間となります。
8月のテカポでもう一つ気を付けないといけないのが気温です。日本とは季節が反対になるので、テカポは真冬です。想像以上の寒さになりますので、やりすぎなぐらい防寒対策はバッチリ整えてお越し下さい。
(※テカポに白くまは出ません)
1年を締めくくるふたご座流星群
三大流星群の最後の1つふたご座流星群は12月14日にピークを迎えます。ふたご座流星群は三大流星群の中でも流星数は最大で、条件が整えば1時間に50個~60個(1分に1個!)の流星を見ることができます。
今年のふたご座流星群ピークの日は月齢もよく、小さな三日月なので月明かりの影響も少ないです。
ただ、12月ですので日がとっても長く、星が綺麗に見え始めるのは夜10時を過ぎてからです。ただ、ピークの日は月が上がってくる時間も遅く、3時過ぎになります。ですので、10時~3時までの約5時間が狙い目の時間となります。
旅行計画の参考に
最近、テカポに星を見に来られるお客様の中には「テカポでの星を楽しみにNZ旅行に来た!」という方もよくいらっしゃいます。
星を見に来られる方には「あの星座が見たい」とか「あの惑星が見たい」といったご希望があり、その天体が見える季節に合わせて来られます。
是非、そういった「この星が見たい」リストのひとつとして今回ご紹介した流星群も入れていただければと思います。見たい星座の時期と流星群の時期が重なれば、二度おいしい旅行になるはずです!
この記事が、ワクワクしながら立てるNZ旅行計画の少しでも助けになれば幸いです。