和歌山移住はこんなにお得!目指せ熊野古道で星空ツアー開催
こんにちは。(元)テカポ星空ガイドの角田です。先週NZのテカポを離れて地元・和歌山に戻ってきました。Uターンするにあたり地元の移住者支援サービスを受けることになりましたので、今回は移住者向けにどんなサービスがあるのか紹介します!
魅力あふれる場所・和歌山
和歌山は本当に魅力あふれる場所です。
周りの海から取れる魚は鮮度抜群でどの季節にも旬の魚を楽しめます。
日照時間の長さを活かしたみかんや梅などのフルーツは全国的にも有名。
知名度は低いですが、和牛・熊野牛は間違いなく絶品。
至る所に温泉が湧き出ており、日ごろの疲れを癒すには最高の場所。
世界的にも評価されるほどパンダの育成を行っており、家族で楽しむこともできる。
さらには熊野古道という歴史的価値のある世界遺産まで存在します。
パッと挙げただけでもこんなにも魅力満天の和歌山。なんですが、信じられないことに年々人口が減少し、山間部の過疎化は進む一方です。
企業がない、大学がないなど理由を挙げ始めたらきりがありませんが、このままでいいわけはありません!
ということで、和歌山県は今移住者支援サービスを行っております。
私もこの移住者支援を利用して、熊野古道にある「本宮」という場所に移住します。どんなサービスがあって、どれほどお得なのか紹介します!
若年移住者暮らし奨励金
やはり過疎化の場所にとってセットになる問題は「高齢化」です。
この制度では、40歳未満の若い世代の移住者向けにドドーっンと奨励金を出すことで、移住を考えている若者の背中を押してくれます。
世帯内でどのように要件を満たすかによって支給金額は3パターンあります。
要件を満たすのが申請者のみ:50万円
世帯主とその配偶者:150万円
世帯主が16歳以上の子供と同居:150万円
世帯主が16歳未満の子供と同居:250万円
まさにドドーっンな支給額。小さいお子さんと共に家族で移住すれば、引っ越すだけで250万円もらえてしまいます。
ただ、もちろん条件がありまして、10年間その地域に過ごすことが条件です。例えば5年で出て行ったら半額返却などの制約があります。
その他、詳しい条件は下記でご確認ください↓
移住に関する支援制度|WAKAYAMA LIFE -和歌山移住ポータルサイト-
移住者起業補助金
お次の制度は、和歌山移住して一発起業したろかい!という方向けの制度です。
起業に必要な資金を最大150万円まで補助してくれます。
私自身、本宮エリアで星空ツアーを行う形で起業しますので、こういった支援制度があるのはとっても助かります。
こちらの制度では申請した後、事業計画についてのプレゼンテーションを行います。その事業にどれだけの収益性があり、どのような形でその地域にとってプラスになるのかが問われます。
見事認可が下りれば、起業準備を整えて起業します。その上でかかった金額を申請して、補助金を受け取ります。
一点、大事なのがこの制度は後払いということです。起業に必要なものはまず自分で購入し、申請が通れば補助金の給付という流れです。
空き家改修補助金
過疎地域には当然ながらマンションやアパートはありません。一軒家が丸々売りに出ていることはありますが、見知らぬ土地でいきなり家を購入するのはけっこうハードルが高いですし、そもそも資金的に無理な方も多いと思います。
そこで、本宮エリアでは空き家を有効利用しています。誰も住んでいない場所を借りて賃貸で暮らせば、新しい場所で暮らすリスクも金銭的な負担も少なく済みます。
ただ、やはり古い建物なので改修(リフォーム)が必要な物件も多いです。そこで役に立つのがこちらの補助金です!
空き家に住む移住者に対して、リフォームに必要な資金の2/3(最大80万円)を補助してくれる、これまたありがたい制度です。
私も本宮エリアの空き家をいくつか見せてもらいましたが、2階建ての部屋数の多い物件、平屋の広々とした物件、築150年の囲炉裏がある物件などなどそれぞれ個性があって面白かったです。
自分の趣味にあったオンリーワン物件を探すのも面白いかもしれません。
県外からの移住者ですぐに物件が見つからない人に対しては、短期滞在住宅という1年限定の住居もあり、その間にじっくり物件を探すことも可能です。
まとめ
和歌山県の移住者支援制度について紹介してきましたが、田舎暮らしを考えている方にとって参考になれば幸いです。
小さいお子さんと一緒に和歌山に移住して、起業して、空き家に住んでリフォームしたら最大480万円手に入るというお得情報でした!
また、このブログでは今後、実際私が上記の支援制度を受ける際に感じたことやこうしておけば良かったことなどを書いていきます。興味ありましたら、是非そちらも引き続きチェックしていただければと思います。